名著「道は開ける」は人生で直面する様々な悩みへの対処法を教えてくれる #45

座右の名著(いつかあなたを救う本)

今回は古典的名著「道は開ける」(D・カーネギー著)をお勧めする内容になります

 誰でも日々悩みに直面して生きています。長い人生において悩みはつきものであり、程度の差こそあれ、悩みのない人なんていないでしょう。また、悩みというほどのものではないとしても、気分が落ち込んだり、何となくふさぎ込んで元気が出ないときというのはどうしてもあるものです。そのため、それらに対する有効な対処法を身につけておくことは大事なことです。今回の記事では、そのような悩みに対処するための1つの方法として、古典的名著「道は開ける」(D・カーネギー)をぜひ参考にして欲しいとお勧めするものです。

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「道は開ける」とはどんな本か?

 まず「道は開ける」(D・カーネギー)はどんな本かということからお話しします。この本は初版が1944年にアメリカで「How to Stop Worrying and Start Living」のタイトルにより発行されました。そのタイトルのとおり、悩みをストップさせ人生をスタートさせるための具体的な方法が書かれた本で、世界各国で翻訳され邦訳は300万部突破と言われる世界的ロングセラーかつベストセラーです。カーネギーの本は「道は開ける」と「人を動かす」という2冊が二大名著とされており、どちらも自己啓発書の古典的名著として本屋さんのビジネス書コーナーには必ずと言っていいほど置いてあるような本です。そのため、読んだことはないとしても、知らない人はいないかもしれません。
 内容としては、生きていくうえで誰もが直面する悩みに対して、これでもかこれでもかというほど事例をあげて具体的な対処法が書かれています。古い本なので紹介されている事例の中には今から見ると実感がわかないものがないわけではありませんが、それでも悩みに対する対処法としては普遍的なことが述べられており、現在読んでも違和感は全くありません。違和感がないどころか、むしろ書かれていることは当然すぎて目新しい印象はないかもしれません。この点については著者のカーネギーは次のように書いています。

◆本書にはことさら目新しいことは書いてないけれども、普段ならば人があまりしないことが書かれている。なぜなら、取り立てて新しいことを学ぶ必要などないからだ。私たちはすでに、どう満ち足りた人生を送ればよいのかを知っている。(中略)私たちにとって問題なのは無知であることではなく、無行動であることに他ならない。この本の目的は太古より語られてきた根本的な真理を再び分かりやすい形で書き直し、あなたが行動に移すことができるよう揺さぶり起こすことである。
◆正直に言おう。もしかすると、私が皆さんの仕事の悩みを半減させるのは無理かもしれない。だれにも不可能なのだ。結局は、できるのは皆さん自身だけである。私にできるのは、世間の人々がどのようにして半減させたかを紹介することだけである。それから先は、皆さん次第なのだ!
◆しかしながら、知識は実践されて初めて威力を発揮する。また、本書の目的も、皆さんに目新しい何かを教える点にあるのではない。本書の目的は、皆さんが既にご承知のことを思い出していただき、それを何らかの行動で実践していただくように叱咤激励する点にあるのだ。

(出典)「道は開ける」(D・カーネギー)

 つまり、カーネギーがこの本で首尾一貫して言いたいのは、「悩みを克服した人の例をたくさん紹介するけど、実はそんなことは言われなくてもみんな知っているよね。でも実際に行動に移す人は少ない。重要なのは知っているかどうかではなく行動・実践すること。そして、それはあなた次第であることを忘れずに!」ということです。本書を読んだ結果、ありきたりなことしか書かれていなかったとの感想を抱いただけの人には、実行することこそが重要なのだと強調しておきます。

「道は開ける」はどんな人に読んで欲しいか?

 何かに悩んでいてその解決のためのヒントを求めている人にはぜひ本書を読んで欲しいです。悩みの種類やその人が置かれている状況によって胸に響くフレーズなどは変わってきますが、いずれにしても読むたびに気づきをもらえる本です。真剣に悩んでいる人が読むと、解決策についてのヒントやきっかけが見つかるはずです。
 ところで、悩むという状態について、カーネギーは次ように説明しています。

悩むというのは、常軌を逸して無益な円のまわりをグルグルと回ることだ。

(出典)「道は開ける」(D・カーネギー)

 カーネギーはさらに「悩む必要はない。(中略)問題の本質を見きわめ、冷静にそれを処理」すればいいとも指摘します。本書を読んだからと言って常に冷静に問題を処理できるかどうかは分かりませんが、少なくとも円のまわりをグルグルと回っているだけの状態よりはマシです。悩みを完全に克服できないとしても、どうしていいか分からずグルグル回るだけから一歩前進するだけでも気が楽になります。本書から得たヒントやきっかけをもとに自分なりに対処法を工夫し実践することで悩みが扱いやすくなるのは確かでしょう。

「道は開ける」の中で紹介されている必ず役に立つ3つの考え方

 今回の記事では「道は開ける」の中で紹介されている悩みに対する対処法のうち知っておくと必ず役に立つと思われる3つの考え方を紹介します。
 なお、「道は開ける」は第八部まで28章と実話31編(創元社文庫版)からなる相当な分量の本です(なお角川文庫の新訳版だとパート9まで30章とパート9・実話32編で構成される)。今回の記事では第一部・第二部に書かれている3つの考え方しか紹介しませんが、このほかにも胸に響く名言・フレーズやエピソードが満載です。斜め読みでもよいのでぜひ通して読んでみて欲しいです。
 それでは、3つの考え方を紹介します。

(考え方その1) 悩みに直面したときに最初にすること

 1つ目は、悩みに直面したら何はともあれ次の3つのことをしておくと冷静に対処できるよという考え方です。

 上記の「①起こり得る最悪の事態は何か?と自問すること」と「②やむを得ない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること」は、悩みに対する対処法としてだけではなく、危機における心構えとしてもとても重要です。この2つをしておくからこそ「無益な円のまわりをグルグルまわる」状態から脱して、無用な迷いから解放されるのです。
 この点については第28回目の記事(有事では初動対応で勝負が決まる)の中の「最悪に備え落ちる場所をあらかじめ決めておき、最悪の場合には思い切って飛び降りる」という項でも同様の話しをしています。ぜひご確認ください。

(考え方その2)悩みに対処する際の4つのステップ

 2つ目は、悩みに対処するための4つのステップという考え方です。

 考え方としては基本的にOODAループと同じなのですが、カーネギー氏は特に「決断と実行こそが重要」との思いを強く持っているような気がします。それは、例えば次のようなフレーズからも感じとれます。

◆(中略)私は決断に達することがいかに大切であるかを知った。はっきりとした目標を決めることができず、いつまでたっても考えがまとまらずに堂々めぐりを繰り返す。それが人間の神経をずたずたにし、生き地獄へと追いやるのだ。明確な決断に達すれば、即座に苦悩の五割が消え失せ、その決断を実行に移すと同時に、残りの四割が蒸発する。
◆特筆すべき点は、第三の欠くべからざる法則「何かの行動で示すこと」という面を最優先させていることだ。私たちが行動でもって示さなければ、真相の究明や分析もすべて空念仏に等しい - まさにエネルギーの消費でしかなかろう。
◆「ひとたび決断を下し、あとは実行あるのみとなったら、その結果に対する責任や心配を完全に捨て去ろう」(中略)。要するに、事実に基づいて慎重に決断したならば、行動に移れということだ。(中略)一度自分を疑い出したら、また別の疑いが生じてくる。もはや肩ごしに後ろを振り返ってはならないのだ。
◆問題をある限度以上に考え続けると、混乱や不安が生じやすい。それ以上調べたり考えたりすれば、かえって有害となる時機がある。それが決断をし、実行し、そして絶対に振り向いてはならない時期なのだ。

(出典)「道は開ける」(D・カーネギー)

 いずれにしても、悩みへの対処でも危機への対処でもOODAループ同様の4つのステップで対応することが大事です。
 なお、OODAループについては第3回目の記事(できる人が徹底しているOODAループとは?)第28回目の記事(有事では初動対応で勝負が決まる)において詳細に説明しています。ぜひご確認ください。

(考え方その3)問題と解決策を検討するうえで次の問いと答えを書き出す

 3つ目は、悩み(問題)と解決策を検討するうえで次のような問いと答えを書き出すとよいという考え方です。

 ここで注意して欲しいのは「③いくとおりの解決策があって、それらはどんなもの
か?」というステップを忘れないことです。冷静さや慎重さを欠いていると、このステップを飛ばしてしまい、いきなり④の解決策に進んでしまうことがよくあります。深い検討をすることなくパッと思いついた解決策を衝動的に採用してしまうことはままあるものです。そうならないように、まずは考えられる選択肢をすべて洗い出して検討することが大事です。
 この点に関連しては第35回目の記事(問題直面時の対応で分かれる部下の5つのタイプ)でも説明したのですが、 問題に対して1つの解決策しか検討していないのか、問題に対して考えられる複数の解決策を比較検討しているのか、の違いは大きいです。ぜひ35回目の記事も合わせてお読みください。

最後にご紹介のみ(「道は開ける」は複数の出版社から異なる版が出ています)

 「道は開ける」は複数の出版社から異なる版が出ています。どれがお勧めというほどの違いはありません。ここではいくつかをご紹介しておきますので、自分が読みやすいと感じる版でお読みください。

◆「道は開ける(新装版) 単行本」(香山 晶 (翻訳))創元社

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 上記は最も古い邦訳で、私が最初に読んだのはこの単行本版でした。文庫本版やキンドル版も出版されておりこちらもお勧めです。私は単行本版・文庫本・キンドル版の3つとも持っています。それぞれ若干ですが訳が異なっていたりします。

◆「新訳 道は開ける」(田内 志文 (翻訳))角川文庫

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 上記は比較的新しく翻訳されたバージョンです。こちらの本には、先に紹介した創元社の本では収録されていない29章と30章が掲載されています。私はこちらのバージョンも持っています。

◆「【決定版カーネギー】道は開ける:あらゆる悩みから自由になる方法 単行本」(東条 健一 (翻訳)新潮社

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上記は本屋で立ち読みしただけなのでコメントはありません。

◆「超訳 カーネギー 道は開ける エッセンシャル版」(弓場 隆 (翻訳))ディスカヴァークラシック文庫シリーズ

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 読みやすく編集されており入門書としてはいいかもしれません。しかし、この1冊で終わらせず、編集されていないオリジナルの文章(創元社か角川文庫版か新潮社版か)でも読んで欲しいです。

◆「齋藤孝が読む カーネギー『道は開ける』 (22歳からの社会人になる教室2) 」(齋藤 孝 (著))創元社

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 齋藤先生が分かりやすく編集・解説したバージョンです。こちらも入門書としては良いのですが、この1冊で終わらせず、編集されていないオリジナルの文章(創元社か角川文庫版か新潮社版か)でも読んで欲しいです。

◆「13歳から分かる! 道は開ける カーネギー 悩みを解決するレッスン」(藤屋伸二 (監修)) 日本図書センター

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 小学生でも理解しやすい形にまとめたものです。お子様が最初に読む本としてはお勧めです。

◆「How to Stop Worrying and Start Living(ペーパーバック)英語版」(Dale Carnegie)

How to Stop Worrying and Start Living (Dale Carnegie Books)
With Dale Carnegie’s timeless advice in hand, more than six million people have learned how to eliminate debilitating fe...

 英語(原書)で読むのならこのバージョンがお値段もお手頃でお勧めです。日本語の翻訳版と見比べながら読んでみると英語の勉強にもなります。

コーヒーブレイク

【私と「道は開ける」との出会い】
 このコーナーでは私と「道は開ける」の出会いについて紹介します。ただし、その出会いは32年前にさかのぼるので、どうしてもこれまでの会計士人生も合わせて振り返えることもあり、このコラムはすごく長文になっています。ご関心のない皆様には読むだけ時間がもったいないので読み飛ばしていただいて全く問題ありません。ただし、このコラムの後半では「道は開ける」から私の好きなフレーズを紹介しています。「道は開ける」の雰囲気を感じるという意味では、この箇所は有益かもしれません。
 私が初めて「道は開ける」を読んだのは1990年でした。そのころ私は会計士として働き始めて2年目でしたが、連日のように上司から叱られるは、クライアントからは罵倒されるはで、毎日心折れそうでした。いくら上司やクライアントとはいえ、今ならハラスメント認定されるような言動が普通に行われていました。ちなみにクライアントから会計処理について意見を求めされた際に「直感的に〇〇の処理があるべき処理でしょうね」のように回答したら、クライアントの逆鱗に触れ「経験も知識も足りないお前の直感など聞きたくもない。直感で意見を語るなら帰れ」と言われ、出入り禁止になったことがありました。それ以来「直感的に~」というフレーズはトラウマです。ただ35年以上の経験を重ねた今なら直感で導いた結論が結構な確率で正解にたどり着くことも多いのですが、それはともかくとして、そんなときに初めて読んだのが「道は開ける」です。悩み弱っていた心に染み入りました。
 それ以来、何かにつけて悩みに直面した時に本書を読んでいます。責任者として監査を担当していた会社で悩みは尽きませんでしたが、例えば、上場会社で数百億円の損失処理を巡って社長と激しく意見が対立したとき、担当の上場会社が債務超過に陥り自分が書いた監査報告書に継続企業の前提の疑義を付したとき、上場会社で不正案件があり大手法律事務所による第三者委員会が組成され私自身が当局の検査対象になったときなど。仕事以外でも死に直結する病が判明し入院・手術をしたときや両親の介護で仕事を辞めた時など。これまでの人生を振り返ると、大きな悩みに直面したときにいつも「道は開ける」を読み返しました。
 それにしても、「道は開ける」という邦訳のタイトルも秀逸で、もし原書のタイトルを逐語訳して「悩みに歯止めをかける方法」などとしていたらこれほどまで多くの人に支持されなかったのではないかという気がします。「道は開ける」という名のとおり、困難な状況を乗り越えていくという前向きな雰囲気が全面に出た素晴らしいタイトルです。いずれにしても、私はこの本からたくさんの勇気やヒントをもらい、これまでの人生を乗り越えてきました。

 そこで、ごく一部ですが「道は開ける」から私の好きなフレーズを以下に紹介させてください。
◆試練に直面したとしても、決して興奮したり無思慮な衝動的行動はするな。それをすれば大抵は悪い結果に終わる。
◆スティーブン・リーコックは、次のように書き記した。「人生の進み具合というものは、なんと奇妙なものだろう!小さな子供は『もっと大きくなったら』と口にする。だが、どうしたことだ。大きくなった子供は、『大人になったら』と言うではないか。そして、大人になると、『結婚したら』と言う。けれども、結婚したら一体どうなるか?考えがコロリと変わって、『退職したら』とくる。やがて退職が現実のものとなると、自分の過ぎし日の光景を思い浮かべる。そこには木枯らしが吹きすさんでいるようだ。どういうわけか、すべて取り逃してしまった。もはや過ぎ去ってしまったのだ。そして遅ればせながら、われわれは学ぶ。人生とは、生きることの中、つまり毎日毎時間の連続の中にあるのだということを」。
デトロイトの故エドワード・S・エヴンズは、自殺する一歩手前まで悩みぬいたあげく、やっとのことで、「人生とは、生きることの中、つまり毎日毎時間の連続の中にある」と悟ったのであった。
◆「もう闘う気力もないのですか?泣いてばかりいたら、間違いなく死にますよ。なるほど最悪の事態です、そのとおりです。だからこそ、事実を直視するんです。悩むのやめなさい!そして、何かをしてみることです。」

◆不安の種になっている事柄が実際に起こる確率はどのくらいだろうか?
◆苦境に立って万事休したときには、できることがあれば、それをやる。できることがなければ、あとは忘れるだけだ。
◆過去を建設的なものにする方法は、天下広しといえども、ただ1つしかない。過去の失敗を冷静に分析して何かの足しにする。あとは忘れ去ることだ。(中略)自分の失敗を分析して、一生の教訓を学ぶこと。
◆自分に平和をもたらすのは、ほかならぬ自分自身なのだ
◆どんな場合でも自分らしく振る舞うように

◆人生で最も大切なことは利益を活用することではない。そんなことは馬鹿にだってできる。真に重要なのは、損失から利益を生み出すことだ。このためには明晰な頭脳が必要となる。そして、ここが分別ある人と馬鹿者との分かれ道になる。
◆「私は、死にたいと口走る人の話を聞くたびに『死んではいけない、死んではいけない!』と叫びたい気がする。歯を食いしばって生きなくてはならない真暗闇の時間などほんの一瞬にすぎない、そのあとに未来が開けてくるのだ」
◆恐怖心にとらわれて悩みの堂々巡りを繰り返すことを止め、建設的に考えようと努力した。一体事態はどの程度に悪いのか?これ以上に悪くなる恐れがあるか?まったく希望はないのか?事態を少しでも好転させるにはどうしたらいいのか?
◆疲れる前に休むのだ。

 私の好きなフレーズは他にもたくさんあるのですが、今回はほんの一部だけ紹介しました。読んだ時の状況や気分によっても心に響くフレーズは変わりますが、皆様が読まれたときにも救いのフレーズが見つかり悩みを乗り越えられることを願っています。

 以上、私と「道は開ける」との出会いについて紹介しました。

今回のまとめ

悩みを抱えていて解決策に向けたヒントを探している人に名著「道は開ける」(D・カーネギー)をぜひお勧めします。

ハットさん
ハットさん

世の中にはたくさんの自己啓発本が出版されており私も色々な本を読みましたが、結局いつもこの本に戻ってしまいます。いつまでも支持されロングセラーとなっているのも納得できます。

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